こんにちは、ハナです。
今回は、これから投資をはじめようとしている方向けに
投資にはどんな種類があるのか、またどのくらいリスクがあるのかという点を解説していきます。
投資をするにあたってリスクはつきものですが、
各投資法のリスクを把握することで、リスクを軽減することもできます。
それでは「<初心者向け>投資の種類をリスク別にサクっと解説!」についてお伝えしていきます。
<初心者向け>投資の種類をリスク別にサクっと解説!
今回は主な投資6種類について解説していきます。
国債
国債とは、その名の通り、国が発行する債券のことです。
個人では「個人向け国債」というものが購入できます。
年2回利息が受け取れ、一定期間が経過すると元本が戻ってきます。
リスク | なし。元本が保証され、リスクはありません。 |
投資最低金額 | 1万円~ |
取扱場所 | 銀行、証券会社などの金融機関・ネット証券など |
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
定期預金よりも少しだけ金利が高いですが、
定期預金と異なる点は、満期前に中途解約すると手数料がかかります(1年は解約不可)。
お金を絶対に減らしたくない方には安全なものですが、リターンはほぼ期待できません。
個人向け国債の詳しい解説は財務省のページをご覧ください。
外貨預金
外国の通貨で預金することです。日本より外貨預金のほうが金利が高いのが特徴です。
為替の変動(円と外貨の価値の変動)を利用して、利益を出します。
リスク | あり。外貨の積み立て預金でよりリスクをゆるやかにできます。 |
投資最低金額 | 数百円~ |
取扱場所 | 銀行、証券会社などの金融機関・ネット証券など |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
外貨預金は、為替の変動により購入時期を見極めるのが重要です。
さらには、変動金利の商品もあるのでその国の情勢なども見極めると◎。
外貨を毎月積み立てることで、為替相場変動のリスクをゆるやかにおさえることもできます。
円から外貨、外貨から円に変換するときに為替手数料がかかります。
投資信託
個人などから集めた資金を、まとめてプロが投資・運用するものです。
投資信託の商品(銘柄)は、多種多様で、プロによって株や債券などを組み合わせています。
リスク | あり。積み立て投資でよりリスクをゆるやかにできます。 |
投資最低金額 | 数百円~ |
取扱場所 | 銀行、証券会社などの金融機関・ネット証券など |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
ネット証券などでは、比較的手数料が安い銘柄も多い。
ポイント投資などもあり少額で気軽にはじめられるので、初心者でも敷居が低い。
通常利益が出たら税金が引かれますが、2014年から始まった制度(NISA=少額非課税制度)では、5年間利益にかかる税金を非課税にできる制度もあります。
株式投資
株式会社によって発行された「株券」を購入することでその会社に投資することです。
「成長・業績が見込める会社」を見極めることで、株価の変動による株の売却で利益を出します。
さらに株主優待や利益が出れば配当がもらえます。
リスク | あり。 |
投資最低金額 | 数万円~(1株から購入できるサイトもあり:数百円~) |
取扱場所 | 証券会社・ネット証券など |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
一般的には100株~など取引金額が高い。ネット証券などでは1株から購入できるサイトもあり。
リスク分散のため、数種類の株を組み合わせて購入することが必要です。
株価は毎日変動するので、注視する必要があります。
FX
FX(外国為替証拠金取引)とは証拠金と担保として、日本円と外国の通貨を交換する取引です。
24時間、少額で取引が可能ですが、ハイリスクハイリターンの取引です。
リスク | あり。ハイリスク、ハイリターン。 |
投資最低金額 | 数百円~ |
取扱場所 | 証券会社・ネット証券など |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
損得の幅が大きく、手持ちの額の何倍もの金額を取引できてしまうため、初心者には向いていません。
取引する証券会社によっては、口座開設・口座管理・取引にかかわる手数料がかかる場合があります。
不動産
土地・不動産の売買や、賃貸の家賃で利益を得る方法。
リスク | ローン金利の変動のリスク・災害・経済悪化による不動産評価額の低下のリスクあり・ 不動産の管理や修繕コストなどがかかる |
投資最低金額 | 土地・不動産による |
取扱場所 | 不動産販売業者など |
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
取引額が大きくなるため、初心者には不向き。
管理や修繕、固定資産税など不動産を購入してからも多くのコストがかかります。
まとめ
投資は紹介したほかにも種類があります。
これから投資をはじめる方は、まずは、非課税制度がある投資信託がおすすめです。
投資は、短期的にリターンを求めるのではなく、長期でリターンを得るという心構えを頭に入れておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。