数ある子ども教育の中で、いま注目されているのが「モンテッソーリ教育」。
プロ棋士の藤井聡太さんが受けていた教育でもあり、
元NHKアナウンサーの久保純子さんが資格を取ったことでも注目されていましたね。
>元NHKアナ・久保純子「モンテッソーリに出会った衝撃」と40歳での学び直しを後押しした存在(yahoo!ニュース)
今回はそんな「モンテッソーリ教育」とは何なのか?初心者の方向けに簡単にわかりやすく解説していきます。
それでは「【初心者向け】モンテッソーリ教育とは簡単に解説!メリットやデメリットも」についてお伝えしていきます。
【初心者向け】モンテッソーリ教育とは簡単に解説!
モンテッソーリ教育とは?
マリア・モンテッソーリ氏
出典:wikipedia
「モンテッソーリ教育」は、イタリア初の女医・教育家であったマリア・モンテッソーリが考案した教育法です。
モンテッソーリ氏が、発達に遅れがある子供と接する中で「教育」の重要性を強く感じていたことがきっかけ。
「子供には自分で自分を発達させる力がある」と考え、子どもを尊重した教育の在り方を確立していきました。
確立から100年以上経過した現代でも世界中で支持され、110以上の国で浸透しています。
「モンテッソーリ教育」の目的
「モンテッソーリ教育」の目的は、下記の子ども(人間)を育てることを目的としています。
・自立した子供(人間)
・有能な子供(人間)
・他人への思いやりがある子供(人間)
・学ぶことを大切にする子供(人間)
これらの目的を達成するため、科学、心理学、教育学など多方面から研究され、確立された教育法です。
「モンテッソーリ教育」の基本的な考え方
「モンテッソーリ教育」の基本的な考え方は、子供には「自己教育力(自分で自分を発達させる力)」があり、その力を発揮させるためには、大人が環境を整えてあげることが重要であるということ。
大人がするべきことは、子供の成長を見守り、尊重し、環境を整えてあげることです。
さらに「モンテッソーリ教育」には、0歳~24歳を6年ごとの4つの期間に分けています。
・第1段階:乳幼児期(0~6歳)・第2段階:児童期(6~12歳)・第3段階:思春期(12~18歳)・第4段階:青年期(18~24歳)
まっさらで生まれた状態から多くを吸収する時期である第1段階の乳幼児期が特に重要とされています。
その時期を「モンテッソーリ教育」では「敏感期」とも呼び、「知りたい」「学びたい」「身に付けたい」などの欲求が増えます。
>関連記事:モンテッソーリ教育|モンテッソーリ 乳幼児期 敏感期について表でわかりやすく解説!対処法も
「モンテッソーリ教育」についてわかったところで、メリット・デメリットについても知っておきましょう。
【初心者向け】モンテッソーリ教育のメリットデメリット
モンテッソーリ教育のメリット
モンテッソーリ教育のメリットは下記です。
・子供の能力を引き出せる
・子供をどう教育すれば良いか対処法がわかる
科学、心理学、教育学など多方面から確立された「モンテッソーリ教育」を実践すると
子供の能力を引き出すことができます。
また大人にとっても「モンテッソーリ教育」を知っていると知っていないとでは大違い。
「モンテッソーリ教育」流の「こういう場合は○○すると良い」など子育ての悩み・解決法がわかることで、子供との接し方・関係性が変わってきます。
モンテッソーリ教育のデメリット
モンテッソーリ教育のデメリットは下記です。
・幼児期からの教育が重要
・モンテッソーリ教育を受ける機関・保育園などが限られる
・モンテッソーリ教育を受ける費用が高い
まだまだ日本では「モンテッソーリ教育」が浸透していません。
モンテッソーリ教育を受ける保育園や幼稚園が少ないのが現状です。
また、モンテッソーリ教育を実施している保育園や幼稚園は認可外の機関の場合が多く、
費用が高くなることがあります。
まとめ
●「モンテッソーリ教育」は、イタリア初の女医・教育家であったマリア・モンテッソーリが考案した教育法
●「モンテッソーリ教育」の目的は、・自立した子供(人間)・有能な子供(人間)・他人への思いやりがある子供(人間)・学ぶことを大切にする子供(人間)
●「モンテッソーリ教育」の基本的な考え方は、子供には「自己教育力(自分で自分を発達させる力)」があり、その力を発揮させるためには、大人が環境を整えてあげることが重要
まだまだ日本では、なじみが少ない「モンテッソーリ教育」。
子供にとってはもちろん、大人(子育てする側)にとっても大いにメリットのある教育法です。
具体的な内容も随時こちらのページに更新していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。