「スライム作りに興味はあるけど、ホウ砂が危険だと聞いて心配」「子供と一緒に安全にスライムを作りたいけど、簡単な方法が知りたい」こんなお悩みを解決します。
本記事では、ホウ砂を使わずに楽しく安全にスライムを作る方法を詳しく解説します。
この記事でわかること
- ホウ砂なしで作れるスライムの基本的な作り方
- スライム作りに役立つ商品や便利なサービスの紹介
- スライム作りのコツとアレンジ方法
本記事では、ホウ砂を使用せずにスライムを作る方法を紹介するだけでなく、安全に楽しく作るためのコツやおすすめの商品、アレンジ方法についても詳しく説明します。
この記事を読むことで、子供と一緒に安全で楽しいスライム作りを楽しめるようになり、自宅での遊び時間がより充実するでしょう。
最後までお読みいただくと、スライム作りの新たな楽しみ方や安全に作るためのポイントがわかります。
スライムの定義と基礎知識
スライムは、液体と固体の中間のような不思議な感触を持つ物質です。粘り気があり伸びる性質を持つおもちゃの一種で、多くの子供たちに人気です。
特に、ホウ砂を使用しないスライムの作り方は、安全性が高く、親御さんにも安心して試せる方法です。
ホウ砂なしのスライムの特徴
ホウ砂を使わないスライムは、一般的に以下の特徴を持っています:
安全性
ホウ砂は化学物質であり、誤って飲み込んだり肌に触れると危険なことがあります。ホウ砂を使わないスライムは、安全な材料で作られるため、子供が安心して遊べます。
材料の入手の容易さ
ホウ砂を使わないスライムは、家庭にある簡単な材料(片栗粉、重曹、洗濯のりなど)で作ることができ、特別な買い物をしなくてもすぐに始められます。
柔軟性
ホウ砂なしのスライムは、作り方次第で様々な質感を楽しむことができ、柔らかくふわふわしたものから、伸びが良く弾力のあるものまで作れます。
ホウ砂(ホウシャ)とは?
ホウ砂(ホウシャ)は、化学物質の一種で、スライムを作る際の硬化剤として使われることが多いです。
化学式はNa2B4O7·10H2Oで、一般的には洗剤や殺菌剤、木材防腐剤などにも使われています。
ホウ砂入りスライムは危険?
ホウ砂を使ったスライムは、適切に扱えば問題は少ないですが、以下の点に注意する必要があります:
誤飲の危険
小さな子供が誤って飲み込んでしまうと、消化器系に問題を引き起こす可能性があります。
肌への影響
敏感肌の子供やアレルギーがある場合、ホウ砂が肌に触れることでかゆみや発疹が起こることがあります。
環境への影響
ホウ砂は環境に流すと水質汚染の原因になるため、廃棄には注意が必要です。
ホウ砂なしスライムの作り方手順
ここでは、いくつかのホウ砂なしスライムの作り方を紹介します。
基本的な手順に従うことで、様々なタイプのスライムを楽しむことができます。
①スティックのり
材料
- スティックのり1本
作り方
- 下敷きや粘土板などにスティックのりをこすりつけて全量出します
- 手にくっつかなくなるまでそのまま練ります
- 手にくっつかなくなったら、手に取りさらに練ったら完成
②片栗粉+ヨーグルト
材料
- ヨーグルト100g
- 片栗粉10g
作り方
- 片栗粉とヨーグルトの分量を量り混ぜる
- 粉っぽさがなくなるまでまぜたら、お好みで色を付ける
- 再度混ぜたら完成
③洗濯のり+洗濯洗剤
材料
- 洗濯のり 100ml
- 洗濯洗剤(アリエールorボールド)大さじ1
- 絵具 適量
作り方
- 洗濯のりと絵具をよく混ぜる
- 洗濯洗剤を加え、全体がまとまとまってくるまでよく混ぜたら完成
④液体のり+入れ歯洗浄剤(ダイソー)
材料
- 液体のり1本
- 入れ歯洗浄剤1つ
作り方
液体のりを容器に全部あける
入れ歯洗浄剤を1つ入れまとまるまで混ぜる、手につかなくなったら完成
⑤洗濯のり+コンタクト用洗浄液
材料
- 洗濯のり50ml
- 水50ml
- 絵具適量
- コンタクトレンズ洗浄液大さじ1/2
- 重曹大さじ1/2
作り方
- ボウルに洗濯のりと水を入れ混ぜる
- お好みで色を付ける
- コンタクトレンズ洗浄液を入れよく混ぜる
- 重曹を入れよく混ぜる
- 手に付かなくなるくらいまとまったら完成
⑥液体のり+重曹+目薬
【材料】
- 液体のり80g (成分に“PVA”が入っているもの)
- 重曹 1つまみ
- 絵具 少量
- 目薬 適量 (成分に“ホウ酸“が入っているもの)
【作り方】
- 液体のりに重曹と着色料を入れ混ぜる
- 目薬を入れ混ぜる
- ある程度固まってきたところで手でこねる
- 手に付かなくなったら完成
重曹の量によってスライムの固さが変わります。
入れすぎると固くなるので注意しましょう。
ホウ砂なしスライムを成功させるコツ
ホウ砂なしスライムを成功させるためのコツをいくつか紹介します:
材料の分量を守る:材料の分量をしっかり計り、適切に混ぜることが重要です。
よく混ぜる:材料が均等に混ざるように、しっかりと混ぜることがポイントです。
適度な硬さに調整する:スライムが硬すぎたり柔らかすぎたりしないように、水や重曹の量を調整します。
これらのコツを守ることで、ホウ砂なしスライムをうまく作ることができます。
材料の選び方と代替品
スライム作りに使う材料の選び方や、代替品について説明します。
洗濯のり:スライムのベースとなる粘り気を出すために、無色透明の洗濯のりが適しています。PVA(ポリビニルアルコール)が含まれているものを選びましょう。
重曹:重曹はスライムの弾力を高めるために使われますが、代替品としてベーキングソーダを使うこともできます。
片栗粉:片栗粉はふわふわしたスライムを作るのに適しています。代替品として、コーンスターチを使うこともできます。
スライムのアレンジ方法
スライムをさらに楽しくするためのアレンジ方法をいくつか紹介します。
スライムをカラフルにしよう
スライムに色を付けることで、見た目が華やかになります。無毒の絵の具や食紅を使って、好きな色に染めてみましょう。複数の色を混ぜることで、マーブル模様のスライムも作れます。
ラメを入れて【きらきらスライム】
スライムにラメを加えると、キラキラと光るスライムが作れます。ラメは小さな容器に入れて、スライムに少しずつ加えて混ぜましょう。見た目が華やかで、触って楽しいスライムになります。
暗闇で光る【蓄光スライム】
蓄光パウダーをスライムに混ぜ込むことで、暗闇で光るスライムが作れます。蓄光パウダーは、光を当てることでエネルギーを蓄え、暗い場所で発光します。夜の遊びに最適で、特別な体験ができます。
以上のアレンジ方法を試してみることで、スライム作りがさらに楽しくなります。色々なアイディアを取り入れて、自分だけのオリジナルスライムを作ってみてください。
スライム作りに役立つ商品
スライム作りに役立つ商品として、以下のようなものがあります:
専用のスライムキット
必要な材料がすべて揃っているため、初心者でも簡単に始められます。
カラフルな絵の具
スライムに色を付けるための絵の具は、さまざまな色が揃っていると楽しいです。
ラメやビーズ
スライムに混ぜ込むことで、見た目が華やかになります。
スライム作りの注意点やリスク
スライム作りは楽しいアクティビティですが、安全に楽しむためにはいくつかの注意点やリスクについて知っておくことが重要です。ここでは、スライム作りを安全に行うためのポイントを紹介します。
安全に作るための注意点
スライム作りにおいて、安全に作業を進めるための基本的な注意点をいくつか挙げます。
清潔な環境で作業する:スライム作りは、衛生的な環境で行うことが大切です。作業前には手を洗い、作業場所を清潔に保ちましょう。
適切な道具を使用する:スライム作りに使用する道具は、専用のものを用意し、食品用の道具とは分けて使用するようにしましょう。
換気を良くする:材料を混ぜる際に発生する匂いを軽減するために、換気の良い場所で作業を行いましょう。
失敗しないためのポイント
スライム作りを成功させるためのポイントをいくつか紹介します。
材料の分量を守る:レシピに従って、材料の分量を正確に計りましょう。特に、洗濯のりや水の分量を守ることが重要です。
しっかり混ぜる:材料が均一に混ざるように、しっかりと混ぜることがポイントです。混ぜが足りないと、スライムが均一に固まらないことがあります。
時間をかけて調整する:スライムの硬さを調整する際には、少しずつ材料を加えて時間をかけて混ぜるようにしましょう。急いで一度にたくさんの材料を加えると、調整が難しくなります。
ホウ砂を目や口に入れない
ホウ砂を使用しないスライム作りでも、安全に遊ぶためには注意が必要です。特に小さな子供が遊ぶ際には、以下の点に注意してください。
目や口に入れないようにする:スライムを触った手で目や口を触らないように指導しましょう。遊び終わった後は、しっかりと手を洗うように促しましょう。
誤飲防止:小さな子供がスライムを誤って口に入れないよう、目を離さないようにしましょう。特にスライム作りの最中は、大人の監督が必要です。
誤飲しないよう目を離さない
スライム作りは楽しい遊びですが、小さな子供にとっては誤飲のリスクもあります。以下の点に注意して、誤飲を防ぎましょう。
材料を手の届かない場所に保管する:スライム作りに使用する材料は、小さな子供の手の届かない場所に保管しましょう。
遊ぶ際には目を離さない:スライムで遊ぶ際には、大人が常に見守るようにしましょう。特に幼児が遊ぶ場合は、絶対に目を離さないようにしてください。
スライムの保管場所を確保する
スライムを作った後は、適切に保管することが重要です。以下のポイントを押さえて、スライムを長持ちさせましょう。
密閉容器で保管する:スライムは乾燥しやすいため、使用後は密閉容器に入れて保管しましょう。密閉容器は、空気を遮断してスライムの乾燥を防ぎます。
冷暗所で保管する:スライムは高温や直射日光を避けて保管するようにしましょう。冷暗所で保管することで、スライムの劣化を防ぎます。
汚れてもよい準備をしておく
スライム作りは楽しい反面、作業中に汚れることがあります。以下の点に注意して、作業環境を整えましょう。
作業場所を保護する:スライム作りを行う場所には、新聞紙や古いシーツを敷いておくと、汚れを防ぐことができます。
汚れてもよい服装をする:スライム作りの際には、汚れてもよい服装をするか、エプロンを着用しましょう。
手洗いの準備をする:作業が終わったら、手を洗うための石けんやタオルを準備しておきましょう。
これらの注意点を守ることで、安全で楽しいスライム作りが可能になります。ぜひ、子供たちと一緒にスライム作りを楽しんでください。